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植物波農法

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実績紹介1


「伊勢神宮での植物波農法・25年以上の実績」

● 伊勢神宮での植物波農法の活用例を紹介します。
● 抜粋要約 出展 「大和流産業革命」メタモル出版刊
● 注)「植物波農法」のことを一般的に「電子農法」とも呼ばれています。

伊勢神宮は、江戸時代の“お伊勢参り”を代表する日本でもっとも歴史の古い神社の一つです。伊勢神宮の農園"御園"の一.画では、有機栽培を主としながら電子農法が、すでに20年にもわたって実践され、素晴らしい実績をあげています。
伊勢神宮では、1月1日の歳旦祭にはじまって、1年を通じてさまざまな祭典が行われます。もっとも大きい祭典は10月の神嘗祭、次が6月と12月の月次祭です。それらの特別な祭典のほかに、朝夕には、外宮ご鎮座以来1500年にわたって毎日欠かすことなく続いてきた日別朝夕大御饌祭が行われています。こうした大小様々な祭典では、必ず神様へ御饌、つまり"お食事"が奉られ、内宮・外宮と14カ所の別宮、109所の摂末社を擁する伊勢神宮で行われる"お食事"の奉典は、年間で延べ1500回におよぶといいます。
"お食事"として供えられる作物は、すべて伊勢神宮の農園"御園"で作られたものです。大根・ごぼう・かぶら・人参・牛勢・山芋・里芋・くわい・蓮根・しょうが・百合根・じゃがいも・トマト・茄子・枝豆・ささげ・えんどう豆・いんげん豆・ふじ豆・そら豆・小松菜・杓子菜・レタス・サラダ菜・ブロッコリー・甘柿・渋柿、さらには新種ミカンのセミノールまで、新旧取り混ぜた80種もの作物が供えられ、これらはすべて"御園"で栽培されるのです。
伊勢神宮"御園"は、三重県・二見町の五十鈴川のほとりにある、広さ約1.7ヘクタールの農園です。開設されたのは1899(明32)年といいますから、大変に長い歴史を持った農園です。その歴史ある農園が、1975(昭50)年に電子農法を導入するにいたるには、次のようないきさつがありました。
あらためていうまでもなく"御園"で作られる作物は神様に供されるのですから、汚れなく清浄であるのが絶対条件です。肥料にも、牛・馬・豚などの糞尿はもちろん、一切の下肥を使うことができません。したがって大変な手間をかけながら、油かす、堆肥、魚粉、骨粉などを駆使して土作りをしてきました。そうしながら、形も中身も共に最高の作物を作るのは、並大抵の苦労ではなかったといいます。大根や人参などの場合、太さや長さにも厳しい注文があります。勢いがあり、姿がよく、しかも味が最高でなければなりません。つまり、いかなる手間も惜しむことなく、農業の模範を実践せざるを得なかったということです。
そんな中、苦労がいくらか軽くなると思えたのは、農薬と化学肥料が登場した頃でした。昭和でいえば30年頃、1955年頃を境に一般農家に急激に普及した"新兵器"は、それまでの手間を大幅に軽減してくれたのです。
しかしそれもつかの間でした。10年ほど過ぎた1960年代半ば、昭和40年頃には、水俣病の悲惨な被害などを通じて有機水銀の恐ろしさが知られるようになります。これに関連して、農薬や化学肥料も、清浄どころではない、逆に土壌を複合汚染し、奇形や病気さえ引き起こしかねない恐ろしい毒物だということが明らかになってしまったのです。これでは神様へのお供,え物となる作物の栽培に使えるはずがありません。そんな抽象的な理由だけでなく、現実的にも深刻な側面が浮上しました。農薬と化学肥料のおかげで土壌が目に見えてやせてしまったのです。おかげで大根・人参・牛蒡などは、根の枝分かれしたり、白菜ならコブができたりするネマトーダ(線虫類)による被害が年を追うごとに深刻になります。だからといって土壌消毒をくり返せば、土壌はさらに生命力を失いネマトーダはますますはびこります。すでにお話ししたように、お供え物に使われる作物には厳しい基準があります。枝分かれした根菜類やコブのある白菜など使えるはずがありません。どれほど努力しても、お供えするにふさわしい作物が収穫した全体の10分の1程度しかとれないという非常事態が、来る年も来る年も続いたといいます。
 
電子水をスプリンクラーで散布する神宮御園

収納倉には炭素が埋設されている

●●●伝統(伊勢神宮の有機栽培)と最先端技術(植物波農法)の組合せ

このような状況の中、伊勢神宮側では、植物波農法の導入をめぐって、賛否両論真っ二っに別れたと聞きます。
皇室にも直結する神宮のことです。その名に傷つくようなことの許されるはずがありません。まして"まやかし"に引っ掛かったりしたら言いわけのしようもありません。
したがって十二分な検分・検討が重ねられ、結論が出るまでには1年近くの時間がかかったといいます。
"御園"の担当者は、高知県や滋賀県などで行われている電子農法をつぶさに検分し、実態と実績を検討し、そこで作られた作物を味わいました。その結果、当時の調度部の責任者も関心を持たれるまでになり、最後には松阪市で開かれた電子物性の研究会に出席されました。
1975(昭50)年、"御園"が電子農法を本格的に採り入れたのは、そうした慎重な検分・検討の末に「これなら間違いない。やってみるべし」の結論を得たあげくだったのです。
"御園"の土地は、もとは海だったところに五十鈴川が運んだ土砂が債もった砂地でした。したがって、雨が降ればドロドロになり、晴天が続けばカチンカチンになるのが常でした。そこでこの土質の改良のため、以来、今日にいたるまでの間に、農業用炭素および備長炭を合わせて約300トンが埋設、または混入されました。その効果があって、現在の"御園"の土壌は、見た目にもきれいな、実におとなしい色になっています。
神宮司庁職員で、この25年間にわたって"御園"の管理をされてきた中島正二さん(66歳)は語っています。
「おかげで、ぼうなんな(ふんわりと柔らかい)土になりましたな」もともとが砂地である上、さらに農薬や化学肥料で傷めつけられた"御園"の土壌は、こうして力のある、"ぼうなんな土"へと改良されたのです。
現在の"御園"には約80基のスプリンクラーが設置され、電子水がふんだんに散布されています。
肥料はおが屑を発酵させた堆肥が中心です。中島さんはこういいます。
「スプリンクラーで電子水を散布している効果は、いろいろな面にはっきりと出ています。たとえば柿の葉。渋柿の葉は、以前なら大きくダラッとしていました。だから風にも弱かったんです。それが電子水を散布するようになってからは、葉の大きさがグーッと3分の1ほどに縮みまして、分厚く丈夫になりました。
おもしろいもんですな。ミカンの葉でも、みな立っていますわな。電子水をかけると、葉の気孔が開くらしいですね。おかげで野菜も果物も、みな瑞々しい素晴らしいものがとれてますわ。
ネマトーダは、好転反応〔質が改善される段階で表面的な状態・症状が悪化すること)のせいか、ひと頃ひどくなりました。だが逆療法と思って土壌消毒を一切やめてからは、ピタッとなくなりました。ネマトーダが完全に跡を絶ったのは、電子農法をはじめて6-7年目くらいだったでしょうか。今は、もうすっかり安心して作っています」
「日本古来の伝統の象徴たるお伊勢さんが、いちばん革命的な農業を先駆けて実践しているとは、いかにもおもしろいですね」
とたずねると、中島さんは、まさに我が意を得たりの顔でこたえられました。
 「それが神ながらの道なんですわ。大昔から、お伊勢さんは古いだけでなく、新しいものもどんどん取り入れてきたんです。」
 
左)味も姿も抜群の電子栽培のニンジン
右)神宮御園に電子を導入した中島正二氏

●●●磁場が良い土地と悪い土地を決定する

伊勢神宮の“御園”では、炭素を埋設したり土壌に農業炭を混ぜたりした点に注目してください。なぜ、炭が地力を改善するのでしょう。
その理由を理解するには"磁場"ということを考える必要があります。
自然のままの土壌は、どういわけか植物がよく育つ土地があるかと思えば、日当たりや水捌けに問題がないにもかかわらず、植物の育ち具合の悪い土地があります。前者の土地に、もし人間や動物が暮らせば健康に過ごせますし発育も順調ですが、後者の土地に暮らせば病気がちだったり発育に問題が出たりしがちです。
こうした差がなぜ生じるのかを、電子農法の提唱者である楢崎皐月氏は"土地の磁場の問題"として説明しています。すなわち磁場の高い土地(イヤシロチ)には生命をよりよく育む力があり、磁場の低い土地(ケカレチ)は生命にとって悪影響を与えてしまう土地だとしたのです。
この1955(昭30)年に楢崎氏の著書『
静電三法』は、実はこの地力の問題をこそもっとも深く追求して解き明かしたものです。時代を先取りしすぎていたのか、戦後に国が推し進めた農業政策にとって脅威であったからか、楢崎氏の電子農法理論は異端視され、迫害さえも受けました。しかしすでにご紹介したように、その後40年近い年月を経た今になって、やっと正しく理解されはじめたのです。
筑波大学応用生物化学系講師で農学博士の橘泰憲先生は、楢崎理論に早くから注目して研究されている方の1人です。同氏は筑波大学農林技術センター内の研究圃場で、静電三法に基づく電子農法の実験を続けてきた結果に照らして、イヤシロチとケカレチとの問題を次のようにわかりやすく説明されています。
以下は橘先生が会誌『電子物性』の37号誌上で語られている内容の要約です。
「大地に、ある2点を設定しそれぞれに電極を差し、その2点間の電位差を微小電位計で測定すると数ミリボルトから数十ミリボルトの電位差が検知されます。このことから見ても、大地には部分部分によって電位差(電気的エネルギーの高低差)があり、微弱ながらも電流が流れていることを証明しています。
さてその一方で、植物が生長するときには、生長に必要な栄養となる元素が、電子を帯びたイオンとして植物の体内に入り、体内を流れ、さらに細胞内への出入りを行っています。すなわち、植物の中で栄養物が必要に応じて移動したり出入りしたりするエネルギー源は電位差であるということにほかなりません。

ここで混乱を避けるために整理しておきたいことがあります。電流はプラスからマイナスヘと流れると定義されています。しかし電流、つまり電気エネルギーの実体である電子そのものは、実はマイナスの側からプラスの側へと移動しているのです。したがって、電気的にプラスの部分とは総電子量が少ない部分であり、電気的にマイナスの部分とは総電子量が多い部分ということになります」


●●●炭素埋殴は土地の電気的特性を変化させる

「さて一つの植物を見るとき、一般に生長の旺盛な部分は他の部分よりも電気的にプラスです。
また一つの植物にあって生長部分と他の部分との電位差が大きいほど、より旺盛な生長が見られます。ごく簡単に説明しておきましよう。植物全体を電池にたとえるなら、生長の旺盛な部分とはプラスの端子となります。
したがって総電子量の高いマイナスの側から継続的に電子が流れ込み、その電子の流れに乗って生長部分には栄養元素が集中することになると思えばよいでしょう。
さらに根と周囲の土壌との間にも電位差があり、いうまでなく根に対して土壌はマイナス電位、つまりより多くの電子を持つ状態を示します。
整理しておきましょう。一つの植物と土壌との関係を電子的に見るなら、植物の生長点というもっとも電子量の少ない部分へ向けて、電子量の豊かな土壌から根へ、根から幹へ、幹から生長先端へと向けて、電子が流れるという図式になるのです。すなわち土壌から生長点への電子の流れが順調であるほど、植物はよりよく育つということになります。
これでおわかりのように"良い土壌"とは、電子量の豊かな土壌のことであり、一般にいう電気的表現にしたがえば、マイナス電位の土地だということになります」
橘先生は、おおよそこうした前提のもとで次のように語られています。
「電気的にみてよい圃場とは、圃場内の電位差が安定している等電位であり、周辺と比べて電子量の多いマイナス電区であることが大切な条件となります。
もし微小電位差計で測定してみた結果、電気的に悪い条件の劣勢地であった場合にはどうしたらよいでしょうか。このような植物生育にとっての劣勢地帯を電気的に改善し、優勢地帯にする方法が大地電位の調整法です」
同氏は、そう説明した上で、炭素埋設によって大地電位を調整できる事実、すなわちケカレチをイヤシロチヘと改善する方法を解説されています。
電子農法の提唱者であった楢崎氏は『静電三法』の内の『植物波農法』の章で、同様のことを次のように語られています。
「耕地において、劣勢地帯では土質条件にかかわらず、秋落または春落の現象が見られやすく、電位差の大きい耕地では酸性またはアルカリ性傾向が強く、普通の中和処理をしても効果がないなどのマイナスがある。このため、土地の電位差を知り、耕作のために、これを改善、調整する技能を持たなければ、近代農業者の資格がないといえる」楢崎氏が『静電三法』を執筆された当時の調査によると、日本の耕地面積のほぼ三分の一に当たる土地が劣勢地帯=ケカレチだったといいます。
いうまでもなく、そのケカレチをイヤシロチに変えるためにもっとも有効なのが炭素埋設であることは、楢崎氏も著書『静電三法』において一貫して力説されていました。
炭素埋設について、多くの方は土壌の成分を変えるために行うものと受け止める向きも多いかもしれません。しかし、これまでの話からもおわかりのように、炭素埋設とは、単に土壌の成分を変えるために行うものではなく、土壌の電気的な特性を変化させるものだということに注目してください。
これが電子農法のもっとも基本を支える根幹であり、加えて電子量の豊富な水、すなわち電子水を散布することによって、さらに効果を高めるのが、現在の電子農法(植物波農法)の全体像なのです。
 

炭素埋設は電子物性技術の重要なポイント