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                                              平成20年1月25日  ベジマルファクトリー取材

第7回              
驚異の炭素埋設の効果(3/4)
                   
C本来の野菜の味を提供するベジマルのカット野菜

これだけ良い環境で作っている商品に対して、こんな凄い事になったという事例はないのですか?

 得意先で野菜の苦手な方がいまして、その方がベジマルファクトリーの野菜を口にした時ですね、他の一般のスーパーに売られているようなカット野菜は、あんまり野菜の味がしないので、野菜の嫌な者でも食べれるって言うんですね。

 でも、「ベジマルさんの野菜は全くもう食べれない、野菜の味がもの凄くするので食べられない」って言うんです。



キャベツの千切り



大根の千切り

 

でも、言い返れば市販に出ているカット野菜は、本来の野菜の味ではなくて加工食品的に作られて、味も香りも栄養価もほとんどなくなっているということですよね。

 極端なことを言いますとね、今の若い人たちや子供達は、舌や鼻が麻痺てるんですよ。
 今、私達も三重大の先生達と話しているんですが、今、生まれてくる子供達は平均寿命が50歳になりますよ。・・・・と。何故なら、コンビニなんかで売られている商品や薬詰めの商品ばっかり食べていると・・・・・。コンビニで弁当を買ってきて、2日置いていも、3日置いても腐りませんよ、カビも全然生えせんね。防腐剤や、防カビ剤の入った物ばかり食べていたら、いつしか身体の中に蓄積します。うちのカット野菜は開封してからは2日〜3日目にはもうカビが生えてきます。カビと病原菌とは違うと言うことですね。
(殺菌した食品にはカビは生えにくい!)

・麻痺しとった舌が治ってきたんだぞ

 また、こんな例もあります。私が松坂にいた頃、毎日電子水を事務所に持って行っていましてね、職員の皆さんに「生の電子水を飲んだ方が身体にいいよ!」と言っても、「なんだ、水か!」と言ってなかなか飲んでもらえなかったですね。
 それでも朝のお茶は電子水で沸かして飲んでいました。「まぁ、多少沸かしてもいいか!」と思っていました。
 これまで塩素の入った水を飲でいて、今度、電子水に変えてもお茶の味はほとんど分かりませんでした。「お茶には変わりがない」ということで・・・・。

 それを半年位続けていた頃、私が東京出張で1週間ほどいなかった時、当然、電子水は3日目位には切れてしまっていたんですが、その後、私が帰ってきた日に所長代理の人が、「なんで今日のお茶は苦いんや!」と云っているんですね
 そしたら、「すみません、今日は片岡所長さんが持ってきた水(電子水)と違います、水道水で沸かしたんです」・・・・・と言う会話が聞こえてきたんです。

 そこで、私は「これまで口が麻痺しとったんだぞ!以前は、毎日、水道水で沸かしたお茶を飲んでいたので、その味が当たり前で良いと思っていたけど、半年前から水道水を電子水に変えて、おいしいお茶を飲むようになっていたので、突然、電子水がなくなって、急遽、水道水で沸かしたものだから、本来のお茶の味が出せずに水道水のカルキ臭を強く感じてしまった。同じお茶なのに飲んだ瞬間に分かったんですね。この半年間、良い水(電子水)を身体に入れていたので麻痺していた舌が治ってきたんだぞ。」と・・・・・気が付いたんですね。

 今の子供達がコンビニ等で売っている商品や薬漬けの商品ばっかり食べているものだから、本来の野菜の本来の風味がキツイと感じ、食べれないって言ってることと同じなんですね。私はその様に感じるんです。

その様になりましたかねぇー?
 



レタス

環境が変わってきているんですね。怖いですよ。食品にしろ、水にしろ1つ間違えれば、間違った方向にどんどん進んでいってしまう。それは止めなきゃいけない。ベジマルのキャベツだけは、どんな事があっても、消費者に認めてもらえる様な安心・安全な本来の野菜の味のする商品作りを心掛けていこうと思っています。

・ベジマルの現状

今は何人くらいで、どれほど製造されているのですか?

 現在60名くらいの従業員で製造しています。やはり手作業はどうしても必要ですが大型の商品でしたら機械でしています。今は1日、野菜で2トン位生産していますが、本来は10トン規模の製造能力なので、順次、需要に合わせて拡大していき、最低でも5〜6トンは製造したいと考えています。

こういうカット工場は、全国的にはどうなんでしょう?

たぶん、めずらしいと思います。これくらいの大きさの工場は、全国にちょこちょこあるんですが、それでも、中部圏ではまだないですね。

カット野菜の同業他社さんではかなり注目していただいているので、これから取り入れていくにしても、出来るものならこちらの売り手市場側に立ちたいなと思っているんですよ。買い手市場で向こうの言いなりでは、もうダメなんですね。こちらが上位に立たないと・・・

 





たまねぎスライス

先回取材した造り酒屋さんで、この“静電三法”の技術を取り入れて、今はほとんど直販で売ってますね。売り手市場です。ですから、「新規のお酒屋さんに置いて頂かなくても結構です。直接、それだけの需要はありますから」・・・と。そういった他とは違う素晴らしい商品ですよ!という自負を、この技術をとり入れてる方々の言葉(意識)から感じますね。

製造されたものはどういった方面に出荷されてるんでしょうか?


 県内ですと、スーパー(量販店)、関西ですと生協,、愛知の方も出てます。奈良県にも出荷しています。

・特別に作っているということを消費者の方に分かってもらう手立は?

何か、ベジマルファクトリーで、“こういう特別な作り方をしているんだ”ということが消費者に分かるようになっているんでしょうか?

 今の所は、まだ全ての消費者の方までには分からないと思います。特別な作り方をして本来の味が出せるカット野菜だと分かってもらっているのは卸の段階の方達までです。生協であれば買い手さんには、だいぶん知られていますね。生協の方から直接消費者の方にお渡しするものだからね。

生協さんは、いい食品を扱っているというイメージがありますからね。
では、スーパーでもカット野菜はいろいろ並んでますけど、“こういう特別に作ったカット野菜ですよ”というところまでは、まだ消費者には分からないようですが、作る側で自信を持ってこれは他とは違う!という意識で出荷されて、もう1年半ですから市場の反響とか、仕入先の方が色々と評価されてると思うんですが。流通されている中間の方で、お宅のは違う!とかそういう話は聞かれませんか?


・日持ちが違うベジマルのカット野菜

 私が聞いている範囲では、軟弱物といわれる野菜のレタス・ほうれん草・グリンピース等を扱う際、他所の業者はたくさんの量の殺菌液・酸で消毒するため、葉っぱが溶けクタクタになり、日持ちもしません。
 ところが、ベジマルから持っていくレタスやほうれん草は他の業者と同じ日に持っていっているのに、ベジマルの野菜だけ長持ちするんですね。“どうしてですか?”って、担当の方はびっくりしています。
 だから量販店ではそういう軟弱物の野菜はベジマルから仕入れて、他の野菜を他所から仕入れているようです。他所では対応出来ないもので、軟弱物の野菜ばかりうちに注文してきます。手間かかり儲からないんですがね。

通常、今の軟弱物と言われる野菜は、一般には、何日くらいもって、ここのベジマルのはどれくらいもつのですか?

 今日作ったものを今日出すというのがD0。1日経ったらD1、2日経ったのがD2。
 だいたい、うちの場合は一番最初は、D4からD5ぐらいで出そうかと言ってたんですけど、そこまでのを出すと、ドーンと薬品を使ってると思われるので、他所と一緒のだいたいD3くらいで出しています。他所は、D2で出してるところもありますが、それ以上もってもらったら困りますと云われています。

最近、賞味期限、消費期限というのを生産者側から提示しなくてはならないということですが。

 そうですね、一番最初に実験したことがあるんです。この水に野菜を入れて規定どおりキチンと加工ラインに乗せて、最後に20分間電子水に浸水して商品を作った時、夏場の暑い時期だったんですが、キャベツを100パック冷蔵庫へ入れておいた場合一カ月間持ちました。常温に置いておくと2日目から3日目で袋が膨らんできて5日目には、ガスが出てパンッと割れます。冷蔵庫の中でも一カ月以上経つともちろん臭いはしますが、パンクしたのは3袋だけだったと思います。パンクの原因は袋に詰める時に、皆、完全に衛生管理しているつもりでも0ではありませんから、そういう菌が袋に入ってしまったと考えております。

しかし、通常では考えられないですね?ベジマルでは衛生管理をどの様にされていますか?

 それはもう、徹底しています。工場に入る前はもちろん、アルコールで手洗いして爪の間もブラシでしっかり洗って。その点は、最初から考えたら随分と変わってくれましたね。すべて、カット野菜に付く菌というのは、外部から入って付着する菌が大半です。ですから、器械の洗浄、刃物の洗浄、野菜の洗浄、容器の洗浄等々全て徹底しておこなっています。

その洗浄には、電子水じゃなくて普通の水道水に次亜塩素酸を入れた水で行っているのですか?

 次亜塩素酸の入った水で洗った後に電子水に入れて、次亜塩素酸を落として、水気を飛ばして最後にアルコールで消毒します。
 



従業員休憩室の電子水装置

このカット野菜を製造するラインでは、ここで使う水は当然、洗ったり、浸したり、いろいろな工程で使用するのでしょうが、規則では、次亜塩素酸を入れたものじゃないといけないんですか?

 次亜塩素酸は今のところ5槽式の洗浄器の2槽目と3槽目の両方とも80ppmの濃度で使用しています。

一般の方や食品関係等、いろんな方が、“これは普通では考えられない”というところをもれなくお聞きしたいと思います。“そんな事で商品が出来るんだったら、まずは、環境を改善したい”とか、“そういう環境で作った食品に価値があるんだ”ということを皆さんにご紹介したいと思ってますので、できるだけ具体的にお話いただけますか?

 そうですね。本来、野菜が持ってる栄養価についてですが、栄養価というのはそれぞれの野菜でみんな違うんですよ。ビタミンCが豊富だとか。そのビタミンCの放出(崩壊)割合は、水道水に入れた普通の濃度の次亜塩素酸ですと、だいたいその水へ15分つけておくと、一番ひどい場合で20数%位放出(崩壊)されてしまっているんですね。多い時は、32%と書いてあったかな?いわゆる、ビタミンCを含有している野菜の価値が無くなってしまうということです。ところがベジマルでは浸水する時間を仮に長くしても、電子水に濃度の低い次亜塩素酸を入れているので、野菜にとってもやさしくビタミンCの放出割合も低くなります。

 先にお話ししました軟弱野菜も電子水につけると元気付きます。“ベジマルさんとこの野菜は鮮度が違う!”と納入先から言われていますが、そういう結果がこのベジマルの特別な施設で製造していることの実証だと考えています。現実、野菜の傷み方が本当に遅いし、今までの自分が勉強してきた中で自信をもって言えることです。


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